三夜に渡る怒涛のラッシュ 2日目 後編

こんにちは、高知auxの高木です!

メーターオーバーのスズキをランディングした後。
駆けつけてくれた仲間と撮影を終え、談笑しながら感動に浸っていた。
しかし、水面にはまだ収まることの無い大型魚の気配。
ひょっとして、まだあるぞ?
満足しきっていた私に友人が一言。
「もう少しやってみれば?」
この一言が無ければ、決してキャストはしなかったはず。笑

促され、放ったビッグベイト。
気配とは裏腹に反応は無し。
アカメは時に、非常にルアーにセレクティブになる瞬間もある。
トレースコースを変え、数投するも反応は無い。

ここでルアーチェンジ!
大型ベイトを意識したスイムベイトでアプローチする。
ルアーを変えて一投目。
それまで何度通しても反応がなかったポイントで呆気なくバイト!
つい数分前、メーターオーバーのスズキをリリースしたところで気の抜けていた自分には一瞬何が起こったかわからなかった。笑

しかし、アカメ。
容赦なくスズキとは段違いの引きを見せて猛烈にダッシュ!
この魚、異様に引く!
橋を抜けて下流側まで一気に30mほど走られた!
これは無理かもしれない。
そう思いながらもとっさに自分は上流向けてダッシュ。
角度をつけて橋脚を交わしにかかる。
タックルはBRIST comodo6.10XH。
何度もアカメをあげているタックル。
それでも不安を感じるほどの引き。
明確に障害物に向けて何度も突っ込もうとする魚をなんとかいなし、なんとか足元まで寄せる。

しかし!
ここで気づいた。
潮位が下げて足場が高い!
友人にロッドを預け、腹這いになってランディング。
勿論引き揚げることなんて到底出来ないのでストリンガーをかけ、浅瀬まで誘導。

何から何まで仲間に助けられた魚は、今年釣り上げた中で一番ウェイトの乗った堂々の巨体!!
アカメ
まるで俵のような丸々としたアカメ。
どうりでこれは引くはずだ…。
信頼のおけるタックルと経験値。
自信に繋がったメモリアルな一本になった!

感動を分かち合える仲間と、劇的な出会いをくれる釣り場。
この環境を守ってきて下さった先輩方にただひたすら感謝。
この釣りができる環境がいつまでも続けば良いのにと心から願うばかり。

3日目に続く。