ベイトロッドを片手に向かうは富士の麓の修行場

こんにちは!神奈川の引本です!

風が吹き荒れ、海では釣りが困難な季節。しかし、釣り欲は収まらず向かったのは富士の麓のエリアトラウト。

早朝まだ暗い中、細いラインをガイドに通すが指がかじかんで上手く通らない。護岸は釣り人で賑わっており、入る隙間を探すがめぼしいポイントは既に埋まっていた。中央に伸びる桟橋に場所を決め桟橋を踏み締めた時、足の裏にモフッという感触。桟橋全てに霜が降りていた。

濁った水質の為、最初は手堅くチャート系カラーのスプーンをキャスト。しかし反応は無い。レンジを上から刻んでいき、反応があったのはボトム付近で活性がかなり低いことを伺わせる。

足元から3~5mの付近で毎回だが小さな当たりが出るが、フッキングまでには至らない。使っていたスプーンは4グラム後半の大きめのスプーンでショートバイトが大半の状況では合わないと判断し、すかさず1グラム代の小さめのチャート系スプーンに替えキャスト…も、ロッドに違和感を覚えた。

ガイドにびっしりと氷が付いており、ラインが擦れていた。ガイドが凍ることなんて最近なかった事で、対策をしていなかった。霜といいガイドの氷といい、海辺に住んでいる者からすると「あぁ、冬場にエリアトラウト来たなぁ」と実感する。

氷を取り、キャストに問題がない事を確認しスプーンを反応があったポイントを通るようにキャストし、ボトムを取りハンドルを1/4回転をゆっくり続ける。

吸い込むようなムニッという当たりがあったので巻合わせを入れ、ファイト開始。

バレないように丁寧に対応し、何とかネットイン。静かな釣り場なので小さく「よし!」と呟き、フックを外しリリース。魚は元気に泳いで行った。

今回使用したのはいつものエリアトラウトの相棒「Beams blancsierra5.2UL」。

大型のポンドでは飛距離、桟橋などでは手前の際に的確なキャストが求められる。どちらも難なくこなすのがBeams blancsierra5.2ULであり、1グラム代のスプーンもキャストできる対応力も魅力だ。フッキング時の乗り方はオートマチックで、ファイト時は竿全体がしなやかでありながら粘りが強く、とにかくバレない。また、不意な大物も強いバットに乗せれば難なく相手にすることができる。

風が吹けば活性が上がり、大きめなスプーンでも釣れるようになり反応がなくなったらカラーパターンを変える。

・チャート・蛍光系→濁った水質に有効、またシルエットを出したい時

・黒→シルエットを出したい時に有効でスレにくい

・白→アピール力が強いがスレやすい

・カラシ・オリーブ系→表層・中層狙いは水質に似たオリーブ。ボトム狙いならボトムに似たカラーのカラシカラーも有効

・金→放流後の活性が高い時は迷わず

・銀→曇りのローライトで他のカラーで反応がない時に有効

これを踏まえてローテーションを組んでいくと、釣果アップに効果的。狙う層・魚の状況・光量が左右するエリアトラウト。管理されているからこその難しさがあり、楽しさがある。

【タックルデータ】
ロッド: Beams blancsierra5.2UL(Fishman)
リール:16アルデバランBFS XG LEFT(シマノ)
ライン: レジンシェラー 0.4号(山豊テグス)
リーダー: 耐摩耗ショックリーダー8lb(山豊テグス)
ルアー: カウントダウンスリッパー(ウォーターランド)
フィールド:静岡
魚種:エリアトラウト
アングラー:引本 岳

【着用アイテム】
帽子:メッシュフラットキャップ(Fishman)
https://www.fish-man.com/shop/?colorme_item=164592027
アパレル:シェルジャケット(Fishman)
https://www.fish-man.com/shop/?colorme_item=152506744
グローブ:3フィンガーレス冬用グローブ(Fishman)
https://www.fish-man.com/shop/?colorme_item=152507036

Beams blancsierra5.2UL


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