【ティップランロッド始動】TR68MLプロト(仮)/TR68MHプロト(仮)で、いざレッドモンスターハントへ!

こんにちは。沖縄の謝花です。

冒頭からですが…ついにというか待望のというか、「Fishmanティップランロッド」プロトテスト中です!

ショア・オフショアで大人気のターゲット「アオリイカ」。数年前からベイトキャスティングエギングロッドに着手、製作進行についてはFishman TVをご覧の方はご存知だと思います。

エギングに本腰!アオリイカに本気!…を掲げ、オフショアシーンにおけるティップランエギングにも着手しました。

レッドモンスターとは?

自分のホーム沖縄でも1月からシーズンインするティップランエギング。沖縄でいうオフショアからティップランで狙う大型化するアオリイカの事を、”レッドモンスター”と呼んでおり、これはアカイカ型アオリイカの事を指します。

アオリイカは、日本では北海道以南の暖かい海に多く生息しています。分類学上では、頭足綱ツツイカ目開眼亜目ヤリイカ科に属し、その種類は1種類とされてきました。(※現在は シロイカ型・アカイカ型・クワイカ型 の遺伝的性質の異なる3種類となる)

しかし、昔から漁師や釣り人の間では、そのサイズや色などからシロイカ系やアカイカ系と呼び分けられていました。

全国で一般的なシロイカ型より大型化するアカイカ型は3キロを超える個体も少なくなく、時折4キロオーバーというサイズも年間に数本確認されます。市場のセリなどでは過去に5キロクラスが確認されているので、BIGサイズを狙うエギングアングラーには夢のターゲットです。

生息域は沖縄から九州、また黒潮海流に乗り接岸離岸にも影響されますが四国や紀伊半島、小笠原や伊豆半島にも生息しています。特に沖縄では、水深30m〜100mに多く、100m近い場所での産卵も確認されています。

ちなみにアオリイカは、メスよりオスの方が大型です。またオス・メスの見分け方は釣り上げた際、胴の表面に白い斑点が無数に現われます。その斑点が直線状のものがオス、丸みを帯びたものならメスです。…参考までに。

ティップランロッドTR68MLプロト(仮)/TR68MHプロト(仮)

さて、前置きが長くなりましたが(笑)

行ってきました、TR68MLプロト(仮)、TR68MHプロト(仮)の2本の初卸しテスト釣行!フィールドコンディションは風とウネリがあり、上下潮ともケンカし、また船も流されそれ以上にラインが浮き上がり…かなり落ちつかない状況。

シーズン序盤で反応が出ているタナもまだ深いので、今回はTR68MHプロトに重めのセッティングメインのテストになりました。

マスクシンカー60gでも質のいい底取りは多くて3回ほど。仕掛けが立ち浮き上がり過ぎると姿勢も抱き辛く、また同じポイントにエギを置き過ぎるのも食いが落ちる。めんどくさがらず回収し、フレッシュなポイントに落とし直す事は地味ですがやはりすごく大事です。

ここでフィッシュマン ティップランロッドの強み!「船首・船尾なら容易に投げられる」というメリットがある。

ドテラ流しなら流れる下側にキャストし着底の角度をコントロールできること。ファーストボトムが真下からスタートならボトムコンタクトの回数を増やしたり、少し軽いウエイトセッティングができます。ティップランエギのウエイトやサイズ号数、マスクシンカーのセッティングにも選択肢が増えるので戦略的にはかなり有利となります。

初卸しインプレッション

現在ティップ部はソリッド仕様ですがティップ部からベリー部でうまくウネリを吸収してしっかりエギを止める!という食わせの大事な「間」のテクニックが凄くラクでした。

で、これまた不思議!?なんですが…フッキング時にベリー部からバット部あたりにイカを乗せると、余力を残しながら綺麗に曲がり込み、イカを怒らせることなく、でもロッド自体はモリモリと復元しながらファイト中寄せれたんです(笑)ちょっと凄いんですが、まだ初手で理解が追いつかないんで使い込んでまたインプレしたいと思います!

そして、ベイトリールの恩恵は改めて感じました!この釣り、ティップランには本当にマストです。

まず、フォールが早い!そして、海況の情報・アタリの感度、着底の感覚が容易!

スピニングのベール捌きより、ベイトリールはクラッチのオンオフで巻き取りからフォールの動きが容易に早くできるのですごいアドバンテージを感じました。また、再度底取りする時にクラッチを切ってフォール〜フォール中のラインが止まるアタリも瞬時に対応可能、事実イカをしっかり乗せる事ができました!

シーズン序盤にしては良型の2キロクラス、2キロオーバーもキャッチできて、海況も厳しい中でしたがTR68MHプロトのテストには持ってこいでした!これからは3キロオーバーも狙えますし、4キロクラスも射程圏内です。

季節風が吹き、春一番の強風もこれから予想されますが天候と睨めっこしながらシーズン中は”沖縄レッドティップラン”レッドモンスターハントに全力!テストをやり込んで、全国のフィールドを網羅できるクオリティーに仕上げますのでご期待ください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

【タックルデータ】
ロッド: TR68MLプロト(仮)/ TR68MHプロト(仮)(Fishman)
リール: ブルーサファリ35Hi(スタジオオーシャンマーク)
ライン: タナトル8 0.8号(シマノ)
リーダー: ジョイナーボスメント 5号(ダイヤフィッシング)
ルアー: リボルト デイブレイク3.3号 35g(キーストン)
フィールド:沖縄県
魚種:アオリイカ
アングラー:謝花 和也

【着用アイテム】
帽子:メッシュフラットキャップ(ブラック/ホワイト)
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プライヤー:ミニシザース(Fishman)
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プライヤー:万能プライヤー(Fishman)
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