真冬の鯰と出会う

京都の渡辺です

今シーズンは「暖冬」という事で、昨年末から続いた冬らしからぬ高い気温となりました。

10度超えの暖かい気温が続く事で、特にその恩恵を受けやすいのが「浅場の水温」。そう、ナマズのトップゲームをする者にはまさにチャンスと言えるタイミングです。

一年通して捕食を繰り返すナマズ達ですが「水面で食わせる」難易度も上がる季節でもある1月、ナマズとの出会いを求めちょこっと行って参りました。

今回のポイントは小規模クリーク。BRIST510LHにリールはアンバサダー4601Cというオールドテイストなタックルです。

タックルセレクトのキモは、気温が高めとはいえ真冬なだけに「ショートバイト」を「絡め取る」。つまり”ローギアで低速の巻きとドリフト”をイメージしています。低速で鯰にルアーを見つけさせ、活性の低めの鯰にも追わせれるスピードの調整がローギアにはさせやすいんですね。

という訳で、いよいよ実釣。軽く巻き、ロッドでききながらドリフト中…

「パスッ!!」

きてくれました~(笑)

LHとローギアで巻き合わせる!バイトを弾かずにしっかりコントロールして、嬉しい2024年初ナマズとの出会いとなりました。

暖冬ではありますが、ハイシーズンとは異なる僅かなチャンス。

スローな展開でもタックルセッティングと低活性時のナマズの動き意識すれば、真冬のナマズゲームは成立させることができます。

春先から始まるナマズシーズンが今から待ち遠しいですね!

【タックルデータ】
ロッド:BRIST 5.10LH(Fishman)
リール:アンバサダー·4601C(アブガルシア)
ライン:フロッグデュラセンサー(DAIWA)
ルアー:ポトラッシュ(疑似餌工房彩✕しみりゅうDesign✕いきもの掛かり
魚種:ナマズ
アングラー:渡辺 明弘