激渋の落ち鮎シーズンをどう攻略するか

大干ばつに見舞われた2023年夏、その影響は如実に鮎のサイズを落とした。

例年ならこの時期、ビッグベイトでガンガンとでかい川鱸を捕っているはず…。

しかし、今年の夏は良い水苔に恵まれなかったか、ほんとに鮎が豆サイズ。育ってねえ…。勿論、そんな鮎を喰っている鱸も、いつもよりは小さめなルアーに反応する。

そのような状況をどうするか…出した答えは、ビッグベイトを諦め、代わりにややサイズを落としたルアーでやる!2~4ozクラスのビグベをボックスから抜き、1ozくらいのでかいミノーを主体に釣りを組み立てたのだ。

勿論、釣り方は変わっても、狙うのはこの時期のランカーサイズの鱸、タックルは強めにコモド75Hにアンバサダー。軽量ルアーから4ozくらいまで快適に扱え、且つ、厚い流れの中から魚を引き摺り出すパワー、なおかつ太い針特有の口切れも回避する曲がり。記憶に残るような奴を狙って捕るなら自信のセットアップ。

ある日は水面を流れる鮎が大きめで、んじゃあでっかいミノーでドンじゃ!と、タイドミノーゴーストを流れに噛ませ、対岸のボサに瀬からの流れが当たるとこに、フラリと流してボカーン!とバイトし、またある日はまるで飛び鮎が見えず、ならば橋桁裏の複雑な流れの中層を直撃だ!とタイドミノースプラットでレンジを入れてドン!

あれ?今年は厳しいと思ってたけど、ビグベを諦めれば結構釣れる…?出る魚はどれも素晴らしい魚体じゃないの…!

まあ、たまには諦めも肝心、場に合わせるってのもアングラーの技術の一つ。ルアーがでかくても軽くても対応できるタックル選びもその一つ。

たまたま今年の地元は、でかい鮎のパターンが通用しなかっただけの話。それが解ったならば、これからもっとキャッチできる!期待の晩秋が始まる…

【タックルデータ】
ロッド:BRIST comodo7.5H(Fishman)
リール : アンバサダー 5601C4ハイパーウインチ(アブガルシア)
カスタムパーツ:アベイル
ライン : オシアジガーMX4 3.0号(シマノ)
リーダー:HDカーボン6号(DUEL)
ルアー: タイドミノーゴースト170F/タイドミノースプラット140SF (Duo)
フィールド:新潟県
魚種:スズキ
アングラー:西村均

BRIST comodo7.5H(ブリストコモド)


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